Category : 他のヤ行の作家@書籍

Tags :  小説  八木荘司 

遥かなる大和@八木荘司

近、なにかと、当社(ワンダーミックス・ムック株式会社)のシステムセクションが、悲鳴をあげる程忙しい日々が続いています。その余波を受け、私も昨日・一昨日と客先を訪問し、サーバーメンテやらシステム監視やら、システムセクションの下手間をやらせてもらってます。
ですが、忙しいに事は非常にありがたいことです。これもひとえに日頃お世話になってるお客さまの為と思い、誠心誠意、業務に向かってる私であります。

閑話休題。
最近、かなり長編な歴史小説を読みました。タイトルは「遥かなる大和」。著者は「八木荘司」さんです。
私自身、あまり歴史小説は読まないのですが、本のタイトルに惹かれ読み始めました。歴史上実在した人物が、そこかしこに登場し、歴史の知識があまりにも薄い私の頭の中を補完してくれ、あっという間に物語に引き込まれました。
上巻・下巻の二冊に分かれた作品だったのですが、そのボリュームも納得させられる程の構成は見事でした。まぁ、歴史小説にありがちな、非常に難しい漢字の羅列(特に人名、地名とか)はありますが、そこはしょうがないですよねぇ〜。

で、簡単に物語のあらすじを記載しようと思ったのですが、ものの見事に簡潔に内容をまとめられてるサイトを見つけちゃいましたので、下記に引用します。

■意志の連なりが歴史を作る
 近年の歴史・時代小説は、日本を国際的な視野でとらえたものが増えている。隋から唐へと変わる大陸の情勢と絡めながら、古代日本を描いた本書も、そのような作品といえるだろう。
 遣隋使に加わった留学生・高向玄理(たかむこのくろまろ)は、大使の小野妹子から、思いもかけぬ命を受ける。隋帝の国書を持って失踪(しっそう)した、通事(通訳)の鞍作福利(くらつくりのふくり)を追えというのだ。同じ留学生の南淵請安(みなぶちのしょうあん)とともに、福利の行方を求める玄理。その過程でふたりは、帝の暴政による隋の疲弊を見た。やがて隋打倒の革命軍が起つと、彼らもその身を投じたのである。
 一方、小野妹子は、隋の現実を知り、国策変更を決意。しかし帰国した祖国では、聖徳太子と蘇我馬子の、水面下での政争が続いていた。太子派の妹子は、蘇我氏の専横を止めるべく、長く苦しい闘いを始めるのだった。
 物語の舞台を、日本と隋にしたこと。30年以上の時間軸があること。この2点によって、本書のスケールは大きくなり、たくさんの読みどころが生まれている。
 ふたつの国で繰り広げられる、群像ドラマ。より良い国家を目指す、男たちの情熱。革命により国を変える大陸の人々と、改革により国を変えようとする日本人の、民族性の違い。崇峻天皇暗殺の真相。革命の夢が破れ、それにより現実に立ち向かう、若者たちの成長……。それらの要素が混然一体となり、エンタテインメント色豊かな、読み応えのある歴史小説となっているのだ。ここに本書の魅力があるといっていい。
 さらにラストで、この物語そのものが、日本史のある重大事件の前史だったということが明らかになる点も、注目に値しよう。悠久の時間の中で、あまりにもちっぽけな人間の存在。だが、そのちっぽけな人間が紡ぐ、意志の連なりこそが、歴史を作っていくのだ。作者は余韻あふれるラストで、そうした歴史の真実を、読者の胸に刻印したのである。(角川書店・各1890円)
 文芸評論家 細谷正充


たまに歴史小説を読むってのもいいもんですね〜。悠久の歴史が頭の中に蘇ったりなんかして・・・。

遥かなる大和 (上)
八木 荘司

角川書店
2007-02
Amazon.co.jp ランキング: 149323位

おすすめ平均:5
5若造ですが

Amazon.co.jpで見る by Azmix


遥かなる大和 (下)
八木 荘司

角川書店
2007-02
Amazon.co.jp ランキング: 106304位


Amazon.co.jpで見る by Azmix

ランキングにご協力くださ〜い。


Comments : 0  | Trackbacks : 0

http://kslabo.blog110.fc2.com/tb.php/102-0426d76c

Trackbacks

Comments

Post a Comment

投稿した内容は管理者にだけ閲覧可能となります。

Recent Entries(最新のエントリー)

Recent Entries(最新のエントリー)

Search this site(サイト内検索)

Calender(カレンダー)

<< 07 | 2008/08 | 09 >>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

Monthly Archives(月別 アーカイブ)

Feed

Profile(プロフィール)

川口 亨

コンピューターとガンダムをこよなく愛す、香川県高松市在住の37歳の男性でございます。以後、お見知りおきを。

track feed