Category : 他のナ行の作家@書籍

Tags :  小説  楡周平 

クレイジーボーイズ@楡(にれ)周平

では「おしりかじり虫」が、ブイブイ言わせてる今日この頃。皆さん、如何お過ごしでしょうか?私のウチでは娘がたま〜に口ずさんでおります。「おしりかじりむし〜♪」ってな具合に。もちろん私もでございますが・・・。
で、以前のエントリーで紹介した、私の父親から私の娘へのお土産の「おしりかじり虫」のグッズですが、今ではきちんと娘のランドセルの横に吊られております。あの間抜け面がなんとも言えませんね〜。ん〜、私も一つほしいなぁ〜。

って、そんな事は置いといて、そろそろ本題の方へ。
今回は本の紹介です。その名もずばり「クレイジーボーイズ」。著者は「楡(にれ)周平」さんです。
今回、初めて楡さんの作品を読ませていただきました。感想として、ん〜、なんだか主人公の描写が前半部分と後半部分で全く異なり、えっこの人って同じ人物よなぁ〜と不思議に思いながら読みました。物語の方は至ってシンプルな復讐モン。伏線もあまりなく長編なのですが、物語の単純さと相まって非常にテンポよく展開していきます。
最終的には劇場型犯罪を模した復讐劇(ネタばれ?)になりますので、エンタメ性を重視される方にはオススメな一冊です。

それでは、あらすじの方を・・・。

とある自動車メーカーに勤務する従業員が、自動車業界の根幹を覆す「水素自動車」の燃料タンクに関する技術の開発に成功する。そしてその従業員は会社を去る。「水素自動車」の燃料タンクに関する知的所有権(特許)は会社のものか?はたまた元従業員のものか?その審議の途中で元従業員は殺されてしまう。その元従業員の不可解な最後に疑問をもつ元従業員の息子。知的所有権を巡って暗躍する影の存在を見つけた息子は復讐を誓う。果たしてその復讐の方法とは・・・。

こんな感じでしょうかね。

従業員の功績によって、莫大な利益が転がり込む可能性がある知的所有権が会社のものとなった場合、従業員の功績はどの程度評価されるべきか?という大きな問題を社会に投げかけた、「青色発光ダイオード」の話がベースになってると思います。

ここまで書くとアレ(?)かもしれませんが、元従業員を殺害した犯人は始めから分かっています。その犯人をどうやって見つけ、どうやって社会に公表すべきか、息子がとる手段が尋常じゃありません。

本書を読み終えた後は、不思議と爽快な気分になったりもします。一風変わった作品ですよ。

クレイジーボーイズ
楡 周平

価格: ¥1,785
通常24時間以内に発送

おすすめ平均:3.5
3わかりやすいエンタメ小説。
3単純、明快なエンタテイメント
4楡周平平均で中くらいの作品

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ランキングにご協力くださ〜い。


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川口 亨

コンピューターとガンダムをこよなく愛す、香川県高松市在住の37歳の男性でございます。以後、お見知りおきを。

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