Category : 他のヤ行の作家@書籍

Tags :  小説  吉村昭 

夜明けの雷鳴@吉村昭

在の時刻、21:00過ぎ。自宅の部屋でこのエントリーを書いてるのですが、よ〜く耳をすましてみるとと虫の鳴き声が・・・。たぶん、コオロギでしょう。確実に秋は近づいてきてるようですが、昼の暑さにはちょっと・・・、やっぱりまいりますよね。
あっ、秋と言えば我が家には「稲刈り」ってイベントがあるのを忘れてた。それを考えるとちと気が重いなぁ・・・。
って、とりあえずそんなことは置いといて、久々に本の紹介です。
ちょっと前にも書きましたが、最近、歴史小説にはまっておる川口です。で、今回紹介する作品は、幕末から明治維新までを舞台に医師「高松凌雲」の半生を描いた作品「夜明けの雷鳴」です。

この「高松凌雲」って方、実在の人物なんですが、皆さんご存知でしたか?お恥ずかしながら私は本書を読むまで知りませんでした。ん〜、やはり歴史に弱い私。ちと反省・・・。

物語は淡々とした語り口で進み、フランス留学から幕府崩壊、そして函館戦争、んでもって激動の明治維新。維新の志士とは異なる目線からの話運び。私個人的には結構斬新に思え、十分満足のいく作品と思うと共に、自分自身の歴史の知識の補完に一役かってくれたのでは?って思える作品でした。

中でも圧巻だったのが、五稜郭の攻防戦がメインな函館戦争の折、函館病院の院長としての彼の活躍。敵・味方の区別無く負傷者に接するその姿勢。ん〜、とても感心する反面、見習わなくてはと考えさせられる話でもありました。

物語全体としては、いかんせん細かい描写に欠けてるのでは?って思ったところもありますが、綺麗にまとめられた歴史小説だと思います。

補足として・・・。

「五稜郭」って、やっぱ星型してんですね〜。
その昔、旅行で行ったことがあるのですが、・・・・、昔過ぎで殆ど覚えていないやぁ〜。この本読んで、また行きたい場所のひとつになっちゃいました。

夜明けの雷鳴―医師・高松凌雲 (文春文庫)
吉村 昭

文藝春秋
2003-01
Amazon.co.jp ランキング: 288152位

おすすめ平均:3
4凌雲の強さに心を打たれる
3敵と味方と医者の使命
2退屈で平板なストーリー

Amazon.co.jpで見る by Azmix

ランキングにご協力くださ〜い。


Comments : 0  | Trackbacks : 0

http://kslabo.blog110.fc2.com/tb.php/84-e68d0d12

Trackbacks

Comments

Post a Comment

投稿した内容は管理者にだけ閲覧可能となります。

Recent Entries(最新のエントリー)

Recent Entries(最新のエントリー)

Search this site(サイト内検索)

Calender(カレンダー)

<< 07 | 2008/08 | 09 >>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

Monthly Archives(月別 アーカイブ)

Feed

Profile(プロフィール)

川口 亨

コンピューターとガンダムをこよなく愛す、香川県高松市在住の37歳の男性でございます。以後、お見知りおきを。

track feed